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■哲学

■残光論

或る事物を見る時に、人は様々な視点を持っているが、多寡で分別するという視点も、その一つである。

少ないものが多いものより目立つ場合もあるし、多いものが少ないものより目立つ場合もある。
その理由は次の通りと思われる。

少い物を見る時、その人はその物を保持・保存する動機を持つ傾向にある。
多い物を見る時、その人はその物を摂取・消費する動機を持つ傾向にある。

従って前者の場合に、保持・保存の動機が強く働き、見る行為自体が増幅する。これによって、たとえ美の発現がそれほどまでではなかったにせよ、当人にとっては大きな衝撃となる可能性がある。

明るい中では全く目に見えないくらいの小さな光でも、暗がりの中では非常に明るく見える。

残光論とは、こういった心理的過程による美的発現に関する理論である。

■次回大会のテーマに関するご提案

各 位

永瀬宗彦

(2005年修士課程修了)

 

次回大会のテーマに関するご提案

 

3.11の大震災以降、人間と科学技術との関係を洗い直す試みが、様々な分野で盛んに議論されています。私自身もこのことを問題意識の一つに据え、哲学に限らず、地震、原子力、リスク管理などの分野を横断して書籍を読んでおります。そういった中、東京大学の哲学会による年報『情報とリスク - ポスト311の哲学』(201310)を読む機会がありました。これは、大震災以降のとりわけ情報と哲学との関係性を考える諸論文で構成されています。内容に関しては皆様が各々で評価していただければいいと思いますが、大震災によって生じたアポリアへの哲学研究者からの応答といった側面で、意義のある試みだと思いました。

地震や津波、原子力災害という自然科学分野の事象、あるいは情報技術、リスク管理という実務的な事柄に対して、いったい哲学に何ができるというのか?そういった懐疑は当然あると思います。しかし同誌によると、驚くべきことに、世間は哲学へ期待しています。

 

興味深いことは、こうした災害というのは、きわめて現実的な復旧、復興、収束こそが第一問題であって、哲学が顔を出す場面ではないと一見思われたにもかかわらず、事故後すぐに、哲学や倫理のサイドからの発言が求められたことであった。」

前掲書P149「「情報とリスクの哲学」報告」一ノ瀬正樹

 

つまり、今回の大震災のあまりの事態に、従来の発想だけでは整理できず、収拾がつかなくなっており、そこに何らかの哲学の出番がある、ということではないでしょうか。

さて一方、当哲学会の会誌を眺めてみると、3.11以降も震災に端を発した論文は見当たりませんでした。積み重ねてきた研究成果を発表する、定期的な刊行物という性質を前提すれば、確かにこれは正しい結果だとも思います。また、世間の動向にいたずらに振り回されていては良い研究が出来ない、という意見も一考に価すると思います。

しかしながら、1755年のリスボン地震/津波の惨禍(※)によって、当時これを聞いたヴォルテール、ルソー、カントといった名立たる思想家が、直接的・間接的に強い影響を受け、その思想が突き動かされた事実は、皆様もご存知の通りです。そしてその議論の軸は、災害を機に、社会階層の別なく、広い範囲の人々に湧き上がった、当時の宗教への強い不信・疑念でした。そういった人々の強い感情、および知的要求に対して、上記の思想家達が哲学によって応答をしたという構図がここに見て取れます。

現代の日本におけるマグニチュード9.0の地震は、宗教信仰に代わって科学信仰が頒布している中で起こり、地震・津波の被害だけに留まらず、科学技術によって支えられた原子力災害を引き起こした点で、リスボン震災との違いが際立っています。つまり、未だに哲学からの応答を得ていない事象なのだと言えます。従ってここに、いわば歴史的に位置づけられた、誰かが負わなければならない応答の責務があるのです。

東日本大震災によって日本人に湧き上がった感情とはいったい何だったのでしょうか。そして人々はいったい哲学にどういった知的営為を求めているのでしょうか。今ここで事例を挙げると言葉に縛られてしまうので敢えて伏せますが、多少の労を取っても、これをじっくりと吟味し、丁寧に応答することによって、感情を宥め、知的欲求が満たされると共に、大震災前・後の思想的転換を明確にできるでしょう。それによって、本哲学会の存在意義、ひいては日本における哲学研究の存在意義を、また一つ見出すことになるかもしれません。

そこで、次回の本哲学会の大会、もしくは、せっかくなので特別の機会を作るなりして、大震災前・後の諸問題をテーマに取り上げ、その議論をまとめることを、ここに提案致します。何卒、前向きにご検討頂きますよう、お願い申し上げます。

 

※1:1755111日、日曜日940分、時あたかも諸聖人の日であり、敬虔なカトリック信者が教会で礼拝をしているさなか、ポルトガルのサン・ヴィセンテ岬の西南西約200kmの大西洋沖を震源とした、マグニチュード8.59.0と推定される地震が発生した。揺れは3分~6分の間続き、震源に近かったリスボンでは建築物が次々と倒壊し、屋内にいた礼拝者を含む多くが圧死した。その約40分後、515メートルの津波が海岸線を数回にわたって襲い、テージョ川を遡り、リスボンの市街地の4分の1を呑み込んだ。津波の難から逃れた地域では火の手が上がり、ほとんど全ての市街地を焼き尽くした。それまで交易の要衝としてパリやロンドンよりも繁栄していたリスボンが、一日で灰燼に帰した。275千いたとされる市民うち、4万人~6万人が犠牲になった。これは欧州史上類例を見ない、あまりに無残な大災害であり、楽観論が大勢を占めていた当時の思想からは説明し得ない出来事であった。そのため、ヨーロッパの思想界は大きな衝撃を受け、その            組み替えを余儀なくされた。

 

参考文献:

1.『情報とリスク - ポスト3.11の哲学 -』哲学会編 有斐閣

確率論の哲学(加藤尚武)

ささやかながら,情報について(米山優)

出来事(事象)としての人生──ドゥルーズ『意味の論理学』における(小泉義之)

被害・リスク・予防,そして合理性(一ノ瀬正樹)

リスク「0」と確率「1」のあいだ──ヒューリスティックス,最小合理性,具体的合理性(乗立雄輝)

経験しえないものの疫学──東京電力福島第一原子力発電所事故とリスクテクノロジー(石原孝二)

大会シンポジウム報告情報とリスクの哲学(一ノ瀬正樹)

 

2.”The Lisbon Earthquake” in New England Review Vol. 26, No. 3  Voltaire / William F. Fleming , 2005 Published by Middlebury College Publications

3.”Great Lisbon Earthquake of 1755”in “The Illustrated History of Natural Disasters”Kozák, Jan, Cermák, Vladimir 2010 Published by Springer Netherlands.

4.”The Lisbon Earthquake of 1755: Representations and Reactions” Braun, Theodore E. D., and John B. Radner, eds. 2005 published by Voltaire Foundation.

5.『カント全集1 前批判期論集I』カント/大橋容一郎,松山壽一訳 岩波書店

地震原因論

地震の歴史と博物誌

地震再考

6.『カント全集8 判断力批判()』カント/牧野英二訳 岩波書店

7.『創立四十周年記念論文集』「リスボンの震災について ルソーとヴォルテール」永田英一 九州大学文学部

8.『カンディード』ヴォルテール/植田祐次訳 岩波書店(文庫)

 

■大学院広報原稿案(短縮版)

私は本学哲学科を卒業後、機械メーカーに就職。平行して画家の活動しながら、社会人として哲学専攻を受験しました。入学後、平日昼間はフルタイムで働き、夜間のゼミに週4コマ参加しました。修士論文を含めて2年間で修了しています。以下、社会人の修士課程履修者としてお話します。

夜間のゼミは昼間に比べて履修者数が少なかったため、教員との膝詰めのゼミがほとんどでした。分からないことは気兼ねなく質問できましたし、丁寧に回答してもらえました。その内2つのゼミでは、私の研究領域であるカント美学を重点的に取り上げてもらえました。もちろん修士論文の指導も丁寧にしてもらえました。これはとても贅沢なことだと思います。

他方で、少人数のゼミは自分への指名および発表の頻度が高くなります。私も2年間、予習とレポート作成に追われる日々でした。

哲学専攻の修士課程はあくまで博士課程への「修行」の意味合いが強いため、原典の読解力、論理的な文章力を養うための基礎的な訓練が多く、単調かつ厳しい一面があります。社会人ということで手加減をしてもらえる場合もありますが、正面から取り組まないともったいないと思います。それと、社会人であっても最大年限の4年間を計画的に使えば、有益なカリキュラムが組めると共に、修士論文を書き上げる余裕もあると思います。

当ページをご覧になったということは、それぞれご自身の目的や考えがあるのだと思います。一方で、大学院は学問への寄与という使命を帯びています。また、そのための人材を求めているのだと思います。学費はしっかり学生が払いますが、お客様根性で臨めない場所なのです。両者の目的が合一して、お互いにとって有意義な時間になることを願っています。

最後に、働きながらの通学は周囲の理解を得ておくことが重要です。哲学の研究に投資対効果は期待できません。教授や職場はもちろん、家族や恋人などからも支持してもらうところからして、挑戦的な試みになると思います。そういった困難を乗り越えてのご健闘をお祈りしています。


正式版のコピー。質問表形式になっていたため、それにそって回答。
*研究テーマ:カント美学における「生(das Leben)」の意味

1/大学院進学を考えたきっかけや理由、また時期(タイミング)を教えてください。
私は本学哲学科を卒業後、機械メーカーに勤務していました。哲学の勉強は自主的に続けていて、通勤電車の中で哲学書を読む日々でした。特に芸術論に興味があり、様々な著作に挑んでいました。しかし残念ながら学部時代に勉強したことだけでは精読できない難解書も多く、自分自身、美学・芸術論の基礎理論を身につける必要性を感じていました。そんな折、本学大学院が昼夜開講および社会人入試をし始めたことを知りました。勉強や研究をするなら記憶力の良い若い内、つまり早ければ早いほど好機と考え、受験を決めました。齢28歳の時の事です。
2/学んでいる(学んだ)研究内容について教えてください。
カント美学『判断力批判』およびその周辺について主に学びました。彼独特の美感の受け取り方への理解、背景となる彼の哲学体系への理解、彼が影響を受けた18世紀当時のヨーロッパ思想への理解を深めました。さらに『判断力批判』のドイツ語原典の邦訳を通じて、難解と言われるカントのドイツ語の読解術を学びました。
3/本学大学院の魅力はなんですか?進学してよかったところを教えてください。
一つは、学生の自主性を重んじ、教員が学生のレベルによって柔軟に対応してくれる点です。私が通った夜間のゼミは昼間に比べて参加者が少なく、教員と膝詰めのことがほとんどでした。じっくり相談できましたから、教員の生徒への理解度は深く、適切な指導を受けることができました。2つのゼミでは、私の研究領域を重点的に取り上げてもらえました。このことが私の研究の進展に大きく寄与したことは言うまでもありません。
もう一つは、要求水準の高さ、勉強の厳しい点です。哲学専攻の修士課程はあくまで博士課程への「修行」の意味合いが強いため、原典の読解力、論理的な文章力を養うための基礎的な訓練が多く、単調かつ厳しい一面があります。しかしこの訓練を正面からこなせば、緻密で速い思考力と探求・遡及力、洞察力を育ててくれるでしょう。
さらに一つは、モチベーションの高い学生らによる「生きた議論」です。ゼミではトピックに応じて頻繁に議論があります。そこでは教員から様々な論点や解釈が示され、ゼミ参加者の意見も吟味されます。この中でお互いの理解度を確認し合い、間違った理解は補正され、新しい知識や考え方を獲得します。単に耳から聞いただけとは異なる、より構造的・立体的な理解が得られるでしょう。

4/大学院で身についたことはなんですか?(社会人の方は、どのように仕事に活かせたか教えてください)
1)研究対象の哲学に対する理解
2)語学力 - TOEIC等の点数向上。
3)日本語の文章力 – 論文や資料の編成能力向上。
どのように仕事に活かせたか?
語学力は会社の評価項目なので、或る意味直接活かせたことになります。ただし、一般的なテストを受けて力がついたことを証明する必要があります。一方、仕事上の資料作成や編成がより緻密で統合的になりました。

5/将来の夢、目標を教えてください。
日本を代表する画家になりたいです。

※以下は、社会人の方のみ、ご回答ください。

6/現在の仕事の内容について教えてください。
機械部品メーカーにてシステム部門の仕事をしています。コンピュータへの精通はもちろん、会計や社内業務への理解を必要としますし、プロジェクトの段取りを身に着け、多くの人に手伝ってもらわなければなりません。つまりマネージメント能力が求められ、難しい仕事が多いです。しかしその分、やり甲斐はあります。
他方、画家としての活動を活発に続けています。個展は12回を数え、私の絵が高校国語科教科書の表紙になるなど、具体的な実績を残しています。

7/仕事と研究の両立について教えてください。
「なぜ今、哲学を学ぶのか」この問いに答えられるでしょうか?しかも、自分だけでなく周囲の人を説得させるだけの答えをもってです。
社会人であっても最大年限の4年間を計画的に使えば、有益なカリキュラムが組めると共に、しっかりとした修士論文を書き上げるだけの時間ができると思います。私の周りにも複数の社会人の大学院生がいました。各人の目的・目標によってアプローチの仕方が異なりますから、それぞれ自分なりのスタイルで臨んでいました。たとえば次の通りです。
・社会人の矜持を持ち一般学生と同じ内容に真正面から挑む人。
・社会人ということで内容を自分に合わせてもらう人。
・一旦仕事を辞めて、じっくり勉強に取り組む人。
他にもいくつかのスタイルがありました。そして、上手くこなす人、途中で挫折する人、迷い苦しむ人など、在学中の様相も様々です。最初に抱いていた大学院のイメージと違うことも、往々にしてあります。
哲学の研究に投資対効果は期待できません。つまり、実務的なスキルは付きませんし、有益な資格が得られるわけでもありません。就職や給料に結びつけることは難しいでしょう。また、博士課程へ進むとなると、さらに身を賭す覚悟が必要です。この点で、働きながらの修士課程の通学に、自分自身をはじめ、教員・職場・家族・恋人といった周囲の理解を得ることは、それだけで困難で挑戦的な試みだと思います。
それでもなお、哲学に何かを欲して研究を目指すならば、それはきっと素晴らしいことです。この「何か」とは、冒頭の問いへの答えだと思います。ご健闘をお祈りしております。

8/学費の設定についてどう思いますか?また、学費をどのように捻出しましたか?
独身の社会人・会社員であれば支障のない範囲の出費と思われます。私は貯金から学費を出しました。家庭を持っている場合は残念ながらこの限りではないと思われます。


以上

■西洋哲学を学ぶに当たっての基礎書物

ホメロス・オデッセイア
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プラトン・ソクラテスの弁明
プラトン・国家
アリストテレス・形而上学
アリストテレス・詩学
アウグスティヌス・告白
ニコラウス・クザーヌス・知ある無知
フランシス・ベーコン・ノウム・オルガヌム
ルネ・デカルト・方法序説・省察
ロック・
バークリー・
ヒューム・
ライプニッツ・
カント・純粋理性批判、実践理性批判、判断力批判
フィヒテ
シェリング
ヘーゲル・精神現象学
ベルグソン
ニーチェ・ツァラトゥストラはかく語りき
フッサール・
ハイデガー・存在と時間
アドルノ・否定弁証法
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■哲学用語メモ

哲学用語リスト
時代区分 学派 人物 用語 説明
1.古代 01) ミレトス学派 アナクシマンドロス 無限定者(ト・アペイロン) アナクシマンドロスにより宇宙の根本原因として考えられた概念で、限界を持たず、それ自身から生成と変化をもたらすもの。
1.古代 01) ミレトス学派 タレス アルケー そこから全てが生じる万有のはじめ。原理のこと。タレスの水にはじまる。
1.古代 02) クセノパネス クセノパネス クセノパネス 不生不滅。一にして一切の恒常の神を立てた。物活論にも反対
1.古代 03) ヘラクレイトス ヘラクレイトス 万物流転 ヘラクレイトスによる概念で、全てのものは矛盾を含み生成や流転を繰り返すというもの。そこから彼は「戦いが万物の王」であるとした。
1.古代 04) アナクサゴラス アナクサゴラス 一切の中には一切の部分が在 どのようなものにもあらゆる種類のスペルマが含まれる。例えば骨にはあらゆるスペルマが含まれるが、骨固有のそれが最も多いとした。
1.古代 04) アナクサゴラス アナクサゴラス 種子 スペルマ。アナクサゴラスによる発想で不変的な性質を備え、世界に無数に存在するとした。これらにより世界は混合、分離を繰りかえすという。スペルマはヌースという世界精神のようなものに秩序を与えられたとした。
1.古代 04) アナクサゴラス アナクサゴラス ヌース 理性精神。世界精神のようなもので、スペルマの活動に秩序をもたらす。
1.古代 05) ピュタゴラス学派 ピュタゴラス メー・タウマゼイン(ニル・アドミラリ) 何事にも驚かない。社会・国家を離れ、外圧に影響されない生き方を言う。
1.古代 05) ピュタゴラス学派 ピュタゴラス 肉体は墓である ピュタゴラスは、神の元にあった魂が受肉して囚われとなったといった。
1.古代 06) エレア学派 エムペドクレス 万物は思考する 存在と思惟の一致を目的論的に捉えたエムペドクレスの説
1.古代 06) エレア学派 ゼノン アキレスと亀 ゼノンが提出した論理的なパラドクス。アキレスは亀の二倍のスピードで進めるが、亀を追い越すことは決してできない。それはアキレスが進んだ半分だけ常に亀は前に進んでいるからである。
1.古代 06) エレア学派 パルメニデス あるものはあり、あらぬものはあらぬ 論理的に言えば、あるものは永遠にあるものでなければならず、生成や消滅を仮象であるとする説。
1.古代 06) エレア学派 パルメニデス 完っき玉の塊のごとく パルメニデスが存在を一なるものとした場合に、世界は「完っき玉の塊のごとし」ものだとした。
1.古代 07) デモクリトス デモクリトス 実際には諸原子と空虚がある 実際には諸原子と空虚があり、パルメニデスの不生不滅の原子論に対峙したもの。「在らぬものが在る」とするデモクリトスの説。
1.古代 08) ソピステス達 プロタゴラス 万物の尺度は人間である 認識の相対主義に立って、自然に対するノモス(人為)の優位を説いた説。
1.古代 08) ソピステス達 プロタゴラス ノモス 人為的なもの。法律、習慣、制度などを指し、ソピステス達はピュシス(自然)に対峙するものとして優位性を説き、これにより、人間生活や認識の相対主義を主張した。
1.古代 09) ソクラテス ソクラテス 人間は理性的な動物である ソクラテスによる古典的な人間定義。人間は彼自身を探求し、合理的な質問に合理的に答えることができることから、他の動物と区別し、理性的な動物とした。
1.古代 09) ソクラテス ソクラテス 知ある無知 ソクラテスがソフィストと対峙する際にとった態度は、アイロニーと言われるが、自分は無知を装い、ソフィストに対して質問を投げかける側になることで、彼らの矛盾点を突き当てた。この態度がエイローネイアーと言い、知ある無知である。
1.古代 09) ソクラテス ソクラテス 魂への配慮 人間の魂が求めることを配慮により探し出すこと。ソクラテスは真理探究をその答えとした。
1.古代 09) ソクラテス ソクラテス 産婆術 ソクラテスが対話の仮定で様々な普遍概念を生んでいったことから、彼の対話をこう呼んだ。
1.古代 09) ソクラテス ソクラテス イロニー 知者を自認する相手を問いつめ、無知の自覚を促す、ソクラテス的問答法の一性格。
1.古代 09) ソクラテス ソクラテス 死への演習 ソクラテスは人間が限られた一生を充実させるために真理を探究することを主張したが、かれはそのような哲学を死への演習だとした。
1.古代 10) プラトン プラトン 神こそは何にもまして万物の尺度である プロタゴラスのノモス優位説に対して、プラトンが唱えた絶対主義的概念
1.古代 10) プラトン プラトン 想起説 プラトンは真の知識を得る過程をアナムネシス(想起)とした。これは人間の魂は不死で天上・地上とも知り尽くしており、地上界で知識を得ることは、天上界で見たイデアを思い出すことであるということである。
1.古代 10) プラトン プラトン 洞窟の比喩 プラトンが実在界と感覚界の区別を説明するために用いた比喩。この世界で我々は洞窟に奥を向いて座っているようなものである。そして太陽光を背に浴びて、映し出される影を世界だと思い込んでいるのだとした。そして実際には陽光のもとの世界(イデア)界があるのだとした。
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス 人は人を生む  
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス 人間は社会的な動物である  
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス 不動の動者 (純粋形相、第一原因) アリストテレスの形式論理学におけるカテゴリーの最高位(純粋形相)にあり、不動の動者と表現され、それ自体は動かずに他のものの運動の原因になるもの。アリストテレスはこれを神とした。
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス エイドス 形相。ある事象を他のものと区別させるのに不可欠な本質的な構造
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス デュナミス  
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス エネルゲイア  
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス エンテレケイア  
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス 形相と質料 アリストテレスによる存在認識で、全てのものは本質としての形相と、素材としての質量からなるという。プラトンが実在をイデアに求めたことに対する反論ともいえる。
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス 可能態と現実態  
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス 四原因説 質料因,作用因,目的因,形相因
1.古代 11) アリストテレス アリストテレス カテゴリー(範疇) アリストテレスにおいては存在のあり方を十の述語に分類したもので、論理学上の最高類に分類される。 カントにおいては経験的認識を可能にする純粋悟性概念。
1.古代 12) ストア学派 ストア学派 アパテイア ストア学派が目指した精神的境地。本能や情感に乱されない無感動な心の状態を言う。
1.古代 12) ストア学派 ストア学派 アディアフォラ  
1.古代 12) ストア学派 ストア学派 アウタルキア 心が自足している状態
1.古代 12) ストア学派 ストア学派 プネウマ(気息) 気息と訳し、ストア学派の概念。それは人間生命と存在の原理であり。全てに内在し、全てを自己から形成する生命と理性を備えた自己運動する物質という。
1.古代 13) エピクロス学派 エピクロス学派 アタラクシア エピクロス学派により考えられた幸福の必須条件。欲望を否定し、他のものに乱されない健康な身体と、平静な心の状態。ヘレニズム期の混乱した状況の中で重要視された。
1.古代 13) エピクロス学派 エピクロス学派 生きているもののところには死は無く、死んだものはもはや存在しない 原子論的な自然観から帰結された考え方。人間の魂や身体をはじめとする事物は原子とその運動に過ぎず、死はその解体なので、生きているものにとって認識できるものではないとした。
1.古代 14) 懐疑主義 ピュロン エポケー ヘレニズム期の懐疑主義者によって唱えられた、アタラクシアに至る方法で、存在認識を危ういものとして、その判断を中止し、精神を平静な状態で保てるものとした。 フッサールによれば、素朴に信じられている世界定立を一旦停止して超越論的な認識に至れる操作。
1.古代 14) 懐疑主義 ピュロン 心の平静 アタラクシア
1.古代 15) 新プラトン学派 新プラトン学派 プロティノス  
2.中世 01) キリストと教父達 カルケドン公会議までの教父    
2.中世 01) キリストと教父達 キリストと使徒    
2.中世 01) キリストと教父達 それ以降の教父    
2.中世 01) キリストと教父達 ニカイア公会議までの教父    
2.中世 02) 初期スコラ エリウゲナ    
2.中世 02) 初期スコラ ロスチェリヌス    
2.中世 03) 盛期スコラ アベラール    
2.中世 03) 盛期スコラ トマス・アクィナス 自然の光  
2.中世 03) 盛期スコラ トマス・アクィナス 超自然の光  
2.中世 04) 末期スコラ オッカムのウィリアム オッカムの剃刀 ある事象を説明するときそれが必然的に要求する以上のこと(原理)を立ててはならないという原則。これによりオッカムは無用な形而上学を排除しようとした。
2.中世 04) 末期スコラ オッカムのウィリアム 思考経済 考える際に最小限の概念を用い、無駄を省くこと
2.中世 05) 通期 それ以降の教父 自然の光  
2.中世 05) 通期 それ以降の教父 二重真理  
2.中世 05) 通期 ポルピュリオス,エリウゲナ,ロスケリヌス,アンセルムス,アベラルドゥス,トマス,オッカム 普遍論争  
3.近世 1) ルネサンス期 エラスムス,ルター 自由意志論争  
3.近世 1) ルネサンス期 クーザヌス 反対の一致  
3.近世 1) ルネサンス期 ブルーノ 能産的自然と所産的自然 ブルーノによる自然定義で、汎神論的な視点から、神を前者。自然を後者とした。
3.近世 2) 近代イギリス哲学の黎明 ベーコン イドラ 様々な誤謬を招く偏見のこと。種族、洞窟、広場、劇場のそれらがある。
3.近世 2) 近代イギリス哲学の黎明 ベーコン 単純性質 現実の諸性質は単純性質から成り立っており、いろいろと活動する自然の手の内を探求するには、単純性質を正確に捉えることにより可能とした
3.近世 2) 近代イギリス哲学の黎明 ベーコン 知は力  
3.近世 2) 近代イギリス哲学の黎明 ホッブス 万人の万人に対する戦い ホッブスがリバイアサンの中で用いた用語
3.近世 2) 近代イギリス哲学の黎明 ホッブス 自然状態 政治的社会が形成される以前の状態。自然状態では人為的制約から自由であると同時に、各人が自己保存の権利を行使するため、絶えず戦争状態にあるか、相互孤立による不安に晒されている。社会契約に基づく国家形成の待機状態。
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 ゲーリングス 機会原因論  
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 スピノザ 神即自然 所産的自然(神によって作られた自然)は全ての様態の総体であり、神の必然的法則によって決定されているとする汎神論説。自然=神とする説。
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 スピノザ 物心平行論 思惟と延長は唯一の因果性の二面に他ならない。万物をこの必然的な因果連関においてみることを物心平行論と言う。
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 スピノザ 永遠の相の下に 事物を偶然・孤立としてではなく、超時間的な必然の連関=神において認識すること。スピノザはこの認識は理性に存するとした。
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 デカルト クラ・ラ・エト・ディスティンクタ 明晰かつ判明に私の精神に現れるもの以外は判断に取り入れないこと
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 デカルト 方法的懐疑 不確実な意見、様々な偏見、種々の誤謬などを一掃して明晰・判明な心理に到達するために全てを疑う方法。デカルトはこの懐疑の根底に横たわる自己存在を発見。Cogito ergo sumという命題を立てる
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 デカルト 動物精気 デカルトが物心二元論の統合として人間の意識を情念としたとき、彼はそれを体内(松果腺)における動物精気の運動と見た。
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 デカルト ボンサンス 良識。実践生活における分別であり、聡明な判断力である。デカルトによれば良識は万人に公平に分け与えられているという。
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 デカルト 暫定的道徳 デカルトが哲学的な真理に到達する前に仮住まいを立てなければならないとして立てた生き方としての道徳説だが、敢えて旧弊の道徳を打ち破ることはせず、これを守ることで暫定とし、真理に到達した時点で再考せよとした。
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 デカルト 物心二元論  
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 デカルト 生得観念(イデア・インナータ)  
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 パスカル 考える葦  
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 パスカル 三秩序の説 1.身体の秩序。2.精神の秩序。3.愛の秩序
3.近世 3) デカルトとフランス哲学 マルブランシュ 偶因論  
3.近世 4) イギリス古典経験論 バークリ エッセ・エスト・ペルキピ  
3.近世 4) イギリス古典経験論 ヒューム 知覚の束  
3.近世 4) イギリス古典経験論 ヒューム 観念連合  
3.近世 4) イギリス古典経験論 ロック 内的感覚(internal sense) ロックによれば経験は二つに分かれる。すなわち外的事物からの刺激が脳髄に達してなる感覚と、反省をして考えたり思考したりするもの、内的感覚とである。
3.近世 4) イギリス古典経験論 ロック 社会契約論  
3.近世 4) イギリス古典経験論 ロック 単純概念  
3.近世 4) イギリス古典経験論 ロック 複合概念  
3.近世 4) イギリス古典経験論 ロック 習得観念  
3.近世 5) フランス啓蒙哲学 ヴォルテール    
3.近世 5) フランス啓蒙哲学 ディドロ    
3.近世 5) フランス啓蒙哲学 モンテスキュー    
3.近世 5) フランス啓蒙哲学 ルソー 自然に帰れ  
3.近世 6) ライプニッツとドイツ哲学 ライプニッツ 永遠の真理  
3.近世 6) ライプニッツとドイツ哲学 ライプニッツ 事実の真理 充足理由律とも言われ、蓋然性を伴う条件付の命題。
3.近世 6) ライプニッツとドイツ哲学 ライプニッツ 予定調和 神が個別的事物(モナド)の相互関係を初めから定めており、それらからなる全ての現象は合法則的・合目的的に進行するように調和的に秩序つけられているとする説。
3.近世 6) ライプニッツとドイツ哲学 ライプニッツ 単子論  
3.近世 6) ライプニッツとドイツ哲学 ライプニッツ 共可能性  
4.近代 1) カントとドイツ観念論 カント 総合判断 カントの用語で、分析判断に対するもの。例えば物質の性質で、重いというものは物質に由来するのではなく、それとはまったく外の概念であるため、総合判断という。
4.近代 1) カントとドイツ観念論 カント 定言命法 道徳法則のうちで、無条件に人間に当てはまるものを言う。カントによれば、道徳律は目的のための手段であってはならないため恒に一定つまり定言命法である。
4.近代 1) カントとドイツ観念論 カント 仮言命法 目的達成のための仮定条件を含んだ実践上の命令、「もし長生きしたいならば、健康に気をつけよ」など
4.近代 1) カントとドイツ観念論 カント 人間理性の異常な現象  
4.近代 1) カントとドイツ観念論 カント  人間理性の異常な現象(理性固有の仮象)  
4.近代 1) カントとドイツ観念論 カント  人間理性の異常な現象(純粋理性の二律背反)  
4.近代 1) カントとドイツ観念論 カント コペルニクス的転回  
4.近代 1) カントとドイツ観念論 カント 超越論的  
4.近代 1) カントとドイツ観念論 カント 純粋悟性概念  
4.近代 1) カントとドイツ観念論 ヘーゲル 理性的なものは現実的、現実的なものは理性的 ヘーゲルの「法哲学要綱」にて言及した彼の哲学の核心的命題。現実の国家を理性的なものとして肯定するため、現実と理性との一致に対するヘーゲルの信念を示すもの。前半は実践的、後半は理論的観想を示すという解釈もある。
4.近代 1) カントとドイツ観念論 ヘーゲル 純粋透見  
4.近代 2) 生の哲学 キルケゴール 単独者 キルケゴールの宗教哲学概念。信仰は個人の問題であるから、神の前に立つものは単独者でなければならないとした。ヘーゲル的な普遍性との対立概念で、実存主義的な意味をもつ。
4.近代 2) 生の哲学 キルケゴール 主体性が真理である  
4.近代 2) 生の哲学 キルケゴール あれかこれか ヘーゲルの弁証法では全てを取り込むあれもこれもといった結論になるが、人間が突きつけられているのは常にあれかこれかの択一であるというキルケゴールの批判
4.近代 2) 生の哲学 キルケゴール 間接伝達 ソクラテスが無知を装い相手と対話したように、主体的な真理の伝達の場合、対話する人間との間に間接性が確保されなければそれは成し遂げられないとした。キルケゴールの著作がいくつかが匿名で書かれたのもその実践であった。
4.近代 2) 生の哲学 ニーチェ ディオニュソス的 ニーチェの説いた芸術創造類型の一。節度や個体を破壊。根源一者への融合を目指す。非造形的。音楽芸術を念頭
4.近代 2) 生の哲学 ニーチェ ルサンチマン 弱者が強者に向ける嫉妬の感情を言う
4.近代 2) 生の哲学 ベルグソン 純粋持続 実在的持続とも言われる。意識に直接与えられているものは、質的多様が不可分に相互浸透しつつ持続する流動的過程である。分割計量可能な客観的時間とは異なり、人格の領域であり生命そのものである。その精神は過去を保存しつつ未来に躍進し持続する
4.近代 2) 生の哲学 ベルグソン 完全経験 科学的知識は外面的観察の集積に過ぎず、それを統合し、生産的に働かせるために実在の内部に潜入する直感が必要だとして、その働きを完全経験とした。
4.近代 3) 進化論 ダーウィン 自然選択  
4.近代 4) 新カント学派 カッシーラー シンボル  
4.近代 5) 実証主義 アヴェナリウス 経験批判論 哲学の使命は純粋経験に立ち返り、形而上学や心身二元論を排斥し、自然的世界概念を回復することだとしたアヴェナリウスの考え方。
5.現代 1)プラグマティズム ジェイムス 有用性 プラグマティズムにおいて、真理ですら実際の問題を解決してくれる有用性という意味から捉えられた。そこにおいて、宗教や哲学や科学がそれぞれにもつ対立や矛盾を調停して相互補完するものとした。
5.現代 1)プラグマティズム デューイ 道具主義  
5.現代 1)プラグマティズム ベンサム 最大多数の最大幸福  
5.現代 2)科学哲学 クーン パラダイム ある一時代の人々のものの見方・考え方を根本的に規定している概念的枠組みをさす
5.現代 3)記号論 クリステヴァ 間テクスト性  
5.現代 3)記号論 クリステヴァ ジェノ・テクスト/フェノ・テクスト 前者は実際の具体的な表層のテクストで、後者はその底にうごめく深層のテクストだとした
5.現代 4)現象学派 フッサール 事象そのものへ!  
5.現代 4)現象学派 フッサール 自然的態度の世界定立  
5.現代 4)現象学派 フッサール 生活世界  
5.現代 4)現象学派 フッサール 超越論的  
5.現代 4)現象学派 フッサール 判断中止(エポケー)  
5.現代 4)現象学派 フッサール ノエマ 意識が志向的に向かう、対象的な側面
5.現代 4)現象学派 フッサール ノエシス 意識の持つ作用的な側面
5.現代 4)現象学派 フッサール 現象学的還元  
5.現代 4)現象学派 フッサール 志向性  
5.現代 5)構造主義 アルチセール 重層的決定 構造主義の用語。構造が重層的に決定をしていること
5.現代 5)構造主義 ソシュール シニファン・シニフィエ  
5.現代 5)構造主義 フーコー 主体不関与 フーコーによる構造主義の概念。社会構造や思想の中に実存が関与していない概念構造があり、それが社会を動かしているという指摘。
5.現代 5)構造主義 ラカン 精神分析の四基本概念  
5.現代 5)構造主義 レヴィストロース レヴィストロース  
5.現代 6)実存主義 サルトル 実存が本質に先立つ  
5.現代 6)実存主義 サルトル 即自  
5.現代 6)実存主義 サルトル 対自  
5.現代 6)実存主義 ハイデガー 世界内存在  
5.現代 6)実存主義 マルセル こわれた世界  
5.現代 6)実存主義 メルロー・ポンティ 身体  
5.現代 6)実存主義 ヤスパース 交わり  
5.現代 6)実存主義 ヤスパース 限界状況 ヤスパースの用語で、人間が実存に向かう契機。死などの逼迫した状況の中で、実存をへて超越的な形而上学の次元が立ち現れるとした。
5.現代 6)実存主義 ヤスパース 実存開明  
5.現代 6)実存主義 ヤスパース 哲学的世界定位 科学が自己を絶対的な立場として世界像を提示しようとするのに対して、哲学的世界定位は様々な景観を、人間と世界の理念へと関係付ける。また、歴史的実存の了解を前提とする。
5.現代 7)哲学的人間学 ゲーレン 欠陥動物  
5.現代 7)哲学的人間学 ゲーレン 負担免除 人間は「欠陥動物」であり、本能を欠いていることから、知能や言語、思考により「負担免除」されているという。
5.現代 7)哲学的人間学 シェーラー 世界開在性  
5.現代 7)哲学的人間学 ユクスキュル 環境世界理論  
5.現代 8)分析哲学 ウィトゲンシュタイン 言語ゲーム  
5.現代 8)分析哲学 ライル 機械の中の幽霊 心と身体が同じような表現をされているからといって、それらが同じようなものではない。このように考えるのはカテゴリーミステイクをおかしているのだと言う指摘。
5.現代 8)分析哲学 分析哲学 言語論的転回  
5.現代 9)論理実証主義 ハンソン 理論負荷性 科学哲学上の用語。科学的が何かを観察する場合、従来の理論を背負っていて、直接的な観察は得られていないということ。
5.現代 9)論理実証主義 ハンソン 感覚与件(センスデータ) 知識や理論に与えられた他から影響を受けていない中立的なデータ。理論負荷性の概念によって論難されることになる。
5.現代 9)論理実証主義 マッハ 思惟経済の法則 世界は色、音、熱、圧力、空間、時間などの感覚要素の複合体であり、物理的なもの、心理的なものもこれらの総合の一側面である。科学の目標は最小の思考によりこの複合体をできる限り完結に記述することにある。
6.用語 1) 共通哲学用語   所与(与件)  
6.用語 1) 共通哲学用語   アン・ジッヒ  
6.用語 1) 共通哲学用語   フェア・ジッヒ  
6.用語 1) 共通哲学用語   モラリスト フランス16-18BCにかけて人間性と道徳に関する思索を随想風に記述した人々。モンテーニュ、パスカル、ラ=ロシェフーコー、ラ=ブリュイエール、ボーブナルグなど
6.用語 1) 共通哲学用語   ノミナリズム  
6.用語 1) 共通哲学用語   懐疑 決定的な根拠を得られず判断を保留・停止している状態。デカルトにおいては学問を基礎付ける手段となった。
6.用語 1) 共通哲学用語   慣習 ある社会集団の中で是認され、世代から世代へと受け継がれた行動様式。
6.用語 1) 共通哲学用語   習慣 「人間は習慣の束」
6.用語 1) 共通哲学用語   驚異 ギリシア哲学は自然への驚異の念が発端と言う事ができる。
6.用語 1) 共通哲学用語   人倫 風習・制度・法律・組織などに客観化された道徳=社会的倫理。個人的な道徳観などとは異なる
6.用語 1) 共通哲学用語   即自 アンジッヒ。個人的な色付けなしに、存在に一致する在り方。対立の意識を持たない直接無媒介の状態
6.用語 1) 共通哲学用語   対自 自己自身を対象化する自覚的な在り方
6.用語 1) 共通哲学用語 ギリシア懐疑論者 ドグマ  
6.用語 1) 共通哲学用語 デューイ 習慣 「人間は習慣によって動くものであって、理性や本能によって動くのではない」
6.用語 1) 共通哲学用語 トマス・モア ユートピア  
6.用語 1) 共通哲学用語 一般 習慣 ある社会集団の中で学習・習得され、固定化された行動様式。
6.用語 1) 共通哲学用語 古代・スコラ・デカルト・ロック 自然の光  
6.用語 2) ギリシア   ヒューレー 質料。ギリシア語で材木の意味
6.用語 2) ギリシア   デミウルゴス 製作者の意味。プラトンではイデアを範型として素材に映し出し世界を製作する神のこと
6.用語 2) ギリシア   ミュトス 神話、非現実的な話、伝承
6.用語 2) ギリシア   テロス  
6.用語 2) ギリシア   グノーシス 知識の意味。古代ギリシアでは神に関する直感的・神秘的な認識。
6.用語 2) ギリシア <->ロゴス パトス  
6.用語 2) ギリシア ギリシア イデア  
6.用語 2) ギリシア ギリシア エートス  
6.用語 2) ギリシア ギリシア プシュケ  
6.用語 2) ギリシア ギリシア ノモス 古代ギリシアで法律や習慣・制度などの人為的なものを指す。ソフィストがピュシス(自然)に対するものとして、人間の相対的な認識とその優位性を指摘。
6.用語 2) ギリシア ギリシア ピュシス 自然。生命と霊魂に満ちた能動的・有機的なそれ
6.用語 2) ギリシア ギリシア語、フーコー エピステーメ ギリシア語では普遍・必然的な判断を行う学問的な知のことを指した。フーコーは時代に応じた特有のものの見方をそうと呼んだ。これは表に表れずに時代の知のあり方をコントロールしているという。
6.用語 2) ギリシア ストア プネウマ  
6.用語 2) ギリシア ソクラテス イロニー  
6.用語 2) ギリシア ピュタゴラス ニル・アドミラリ 何事にも驚かない。社会・国家を離れ、外圧に影響されない生き方を言う。
6.用語 2) ギリシア ヘラクレイトス ロゴス  
6.用語 3) 現代思想   メタ ~に沿って、間の、高次の、超えて、学問の原理や用語を対象とする学問のこと(メタ理論)
6.用語 3) 現代思想   マニフェスト 宣言
6.用語 3) 現代思想   ホモ・ファーベル 工作人:人間をほかの動物と分かつ本質規定として、道具を作りかつ使用する点に求める概念
6.用語 3) 現代思想   シオニズム  
6.用語 3) 現代思想   パレルゴン  
6.用語 3) 現代思想   パースペクティブ  
6.用語 3) 現代思想   スキゾ・パラノ スキゾ=分裂症的な欲望の方向性。多元・分裂。パラノ=偏執症的な欲望の方向性。一元・偏執。
6.用語 3) 現代思想   パラダイム ある一時代の人々のものの見方・考え方を根本的に規定している概念的枠組みをさす
6.用語 3) 現代思想   ジェンダー  
6.用語 3) 現代思想   形式知  
6.用語 3) 現代思想   アルキメデスの点  
6.用語 3) 現代思想   科学革命(通約不可能)  
6.用語 3) 現代思想 ドイツ語 ヘゲモニー  
6.用語 3) 現代思想 ドイツ語 ザッハリッヒカイト  
6.用語 3) 現代思想 フランス語 ディスクール  
6.用語 3) 現代思想   暗黙知  
6.用語 4) 論理学   シンタックス 構文論・統語論
6.用語 4) 論理学   アポリア 論理的難点。同一の問いに対する相反する二つの回答が提出され、回答に対して同等の権利を有しているような場合。
6.用語 4) 論理学   トートロジー トートロジー=恒真性
6.用語 4) 論理学   弁証法  
6.用語 4) 論理学   演繹法  
6.用語 4) 論理学   帰納法  
6.用語 4) 論理学 共通 形式論理学 アリストテレスによる伝統的論理学。彼はカテゴリーから個物に至る概念体系を築き上げ、その真偽から判断論を作り、三段論法などの推理論をも築き上げた。
6.用語 4) 論理学 論理学 排中律 同一の命題は真であると同時に偽であることはできない
6.用語 4) 論理学 論理学 充足理由律 物事が真であるためには十分な理由が必要だという説。スコラ哲学では他の原因となっても結果とならないもの(第一原因)として神を主張する根拠とした。
6.用語 4) 論理学 論理学 三段論法  

■夢の継承

■戦前・戦後~バブル期までの発展的な機運の社会の中で生み出された壮大な夢。

超音速旅客機   :実現後→破綻<コンコルド>
計画経済・共産主義:実現後→破綻<ソ連、東ドイツ、中国、北朝鮮...>
シオニズム    :実現後→世界紛争の火種に。
整備新幹線    :実現後→継続中。
リニアモーターカー:未だに道半ば。中国では一部開通(ドイツ製)
核分裂発電    :実現後→破綻の予感。
核燃料サイクル  :破綻の予感。環境リスクが高過ぎる。
核融合発電    :技術的な壁が大き過ぎる。破綻の予感。
核兵器      :大陸間弾道ミサイルおよび核爆弾・水素爆弾にて実現。→無用の長物化。
宇宙開発     :実現後→継続中も、本家米ソで縮小傾向。
地震予知     :破綻の予感。
DNAの解読   :実現後→継続中
再生可能エネルギー:実現後→拡大中。<太陽光発電、風力発電、地熱発電...>

上記の他にあればご指摘ください。

■その後の加えたい夢
再生医療     :iPS細胞など実現→道半ば
不老不死     :
生命の起源の解明 :
日本哲学の樹立  :
日本の化石燃料  :可能性の模索。
遺伝子組換え食料 :実現後→リスク評価中。

■若干枝葉でニッチな夢
性転換      :
産み分け     :
日本美術の再生独立:

■06/12のツイートまとめ

ganase

塩井氏によるとGPS観測から北海道東南沖の巨大地震の兆候がなくなったとのことです。それに合わせ私も裏付け調査を終了します。三陸沖の群発地震と青森東方沖の地震があったので、ほんとに来るかとヒヤリとしましたが良かったです。お疲れ様でした。 http://t.co/iRVP8ClB
06-12 11:56

第195回地震予知連絡会(5/30)の概要がアップされました。注目していた5/20の三陸沖群発地震と5/26の青森東方沖地震(M6.1)に関する分析はありませんでした。千葉県東方沖および福島南部/茨城北部の群発地震に関する分析がありました。http://t.co/gLYWzw0o
06-12 12:10

千葉県東方沖および福島南部/茨城北部の群発地震はやはり余震ではなく3.11以降活発化した地震活動と捉えていました。いずれも太平洋プレートが東に進んだことによる引っ張りが正断層型の地震を引き起こしているようです。 http://t.co/r5NScjsU
06-12 12:26

それらに対して、利根川沿いの内陸部で頻繁に起こっている地震は、フィリピン海プレートで起こる逆断層型の地震です。北進の圧力なのだと思います。
06-12 12:30

正断層/逆断層型の地震についての画像をまとめました。 http://t.co/6l8aiqw3
06-12 12:32

利根川はあんな風に流れていて、千葉の東側が尖がっているのは川の流れのせいだと思っていたのが、そうじゃなくてフィリピン海プレートのせいで千葉側がせり上がったために利根川があんな流れになったんだし、尖っているのもそのせいだろうと。逆だ。すごい。-家での会話。
06-12 12:51

@ganase 太平洋プレート→北米プレートの間違いでした。お詫びして訂正します。https://t.co/kf4ZkiG7
06-12 17:13

■06/11のツイートまとめ

ganase

瀬戸内寂聴さんも有難いが、吉永小百合さんの動きはどうなんだろう。封じ込まれていないだろうか。あまり聞かないから心配になる。
06-11 00:45

首班スパイ説が出てもおかしくない。或る一人の人物において事実と言説の辻褄が合わない時は、目に見えない無理な力がその人に加わっているものだ。彼に対する激しい違和感は、そういった潜在的存在への直感から来ている。
06-11 01:01

説明はむつかしくて理解できなかったけど、塩井宏幸さんは、3.11の誘発による富士山の噴火の可能性はないと結論付けている模様。そうなのか。
06-11 06:11

シャネルの5番を着て寝る話を知っているあたり、メーテルの中の人はいい歳だな。
06-11 13:23

一人で死ねと言った人に殺人者の似姿を見る。彼の弱さの片鱗は我々の中にも厳然と存在している。むしろ、だからこそ唯ならぬ怒りを覚えるのだ。その怒りで刮目し、彼が凶行におよんだ世界が実は自分の身近にあることに気付け。
06-11 22:34

■06/10のツイートまとめ

ganase

くもり空。 http://t.co/CtdTqI47
06-10 16:45

或る人の老齢を精神面で感じる瞬間は他人の意見を聞かず自分の出自境遇に固執し出した時だ。それは仕方ないことだと思う。他方、今日話をした50代の男性は年下の私や女性の意見をとても謙虚に受け止めていた。見た目は格好いいオヤジじゃなかったが、感心した。私も内面はこうありたいと思った。
06-10 23:05

気持ちの切り替えが上手いんだろうな。お手本にしてみよう。
06-10 23:08

「世論」 微小であるという。巨大であるともいう。全然存在しないともいう。新聞紙のミノから生まれ、新聞紙を食べ、テレビのブラウン管の中に育てられ、ラジオを子守歌に聴きながら成長し、新聞紙やテレビを支配する。1/3 http://t.co/8nW25PPw
06-10 23:36

やがてそれらを媒体として人々の脳に卵を生みつける。それによって人々は熱をともなった集団的発作を惹起することがある……といわれている。2/3 http://t.co/dVQArOwN
06-10 23:39

しかし、これらは皆外国の話だ。日本にはその例症はないようだ。この虫の生育を阻む島の風土については未だ明確な研究発表がない。多分一種のFoodOrderがあるには、ちがいないのだが……。辻まこと『虫類図譜』1954年 3/3 http://t.co/gRH0N1wu
06-10 23:44

■06/09のツイートまとめ

ganase

静岡の微少地震に注目。 http://t.co/rOJLiUFL
06-09 21:09

遠州灘沿岸に防潮堤。県・浜松市方針:http://t.co/EZdYwnAC この海岸の住宅の密集っぷりはヤバい。地域柄工場も多く浜松が被災すれば自動車産業は致命傷を負う。市と県の危機感が伝わる。しかし国を支える産業に政府は手当なしか。 http://t.co/kQ2yjJOM
06-09 23:03

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永瀬宗彦 - Nagase Munehiko

Author:永瀬宗彦 - Nagase Munehiko

画家・永瀬宗彦の雑記帳です。

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