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■2015/02/17の2つの地震について(FNN 東北で震度5強と震度4 今後、大きな地震が起きる可能性も)

FNN 東北で震度5強と震度4 今後、大きな地震が起きる可能性も

FNN地震解説図


この記事、さらっと言ってのけていますが、ここで笠原教授が述べた「大きな地震」とは、東日本大震災を引き起こしたような、プレート境界型地震のことです。これがもし起きたら、重大な結果を招く可能性もあります。

今回の2回の地震の位置は、海側のプレート境界域と、陸側のプレート境界域とです。前者はプレートの比較的浅い位置で深度10KM。後者はプレートが沈み込んでいる分だけ深い位置で深度50KMです。そしてこれらの震源域に挟まれるような格好で、3.11のM9では開放されなかったプレート境界の固着域(ストレス領域)があります。さらに、3.11によって開放された箇所とのストレスのギャップが大きくなっていますから、今回の2つの地震を期に、これが一気に開放される危険性がある、というのです。

予想される地震の規模(マグニチュード)は、3.11には遥かに及ばないと思われます。しかし、もし今回の岩手・青森沖だけではなく、同じくストレスが存在して隣り合う北海道南部および南東部とが連動すれば、大地震になる恐れもあり、油断はできません。またプレート境界型地震が大きな津波を引き起こすことはご存知の通りです。

今一度、地震および津波への備えを見直してみてはいかがでしょうか。

引用はじめ

東北地方で17日、震度5強と震度4を観測する地震が相次いだ。いずれも、東日本大震災の余震とみられている。専門家は、地震発生のメカニズムから、今後、大きな地震が起きる可能性を指摘している。

午前8時6分ごろ、岩手県三陸沖を震源とする、マグニチュード6.9の地震が発生。その3分後、津波注意報が発表された。

中略

午前9時すぎ、岩手県久慈港では、最大で20cmの津波を観測した。午前10時20分、津波注意報は解除された。しかし、それからわずか3時間半後、今度は、岩手県沖を震源とするマグニチュード5.7の地震が発生した。

中略

2つの地震に、関連性はあるのか。

気象庁地震火山部の長谷川 洋平課長は「この2つ、いずれも東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の余震だということで、4年前の巨大地震の影響が、なお残って、たまたまと言っていいかどうかわかりませんが、同じ日に発生したと」と話した。

東日本大震災の余震だった、2つの地震。発生した場所について、東京大学の笠原順三名誉教授は「3.11の地震が引き金になって、誘発されるような、関連する地震が起こりやすい場所ですね」と話した。専門家によると、余震域の中心部では、地震が多く発生したことによって、地震を引き起こすプレートの境界線のひずみが、ほとんど解消されている状態。一方、あまり地震の起きていない北側や南側は、ひずみが解消されておらず、地震が発生しやすい場所だという。そして今後、さらなる危険性があると指摘した。
東京大学の笠原順三名誉教授は「最近では、同じ場所で大きな地震が繰り返し起こるというふうに考えられていますね。これ(きょうの地震)は、同じ緯度の所で起きまして、同じ沈み込みの境目で起きたと。2つの地震に挟まれた場所のひずみが開放されると、結構大きな地震が起きて、大きな津波も起こす可能性があります」と話した。

引用終わり


プロフィール

永瀬宗彦 - Nagase Munehiko

Author:永瀬宗彦 - Nagase Munehiko

画家・永瀬宗彦の雑記帳です。

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